ナラ枯れ被害について

令和3年に市内において、ナラ枯れ被害を確認しました。
「ナラ枯れ」とは、「カシノナガキクイムシ」という森林病害虫がナラ類やシイ・カシ類の樹木に寄生し、枯死させてしまう現象です。

• 木の根元にフラス「木くず」が落ちている。
• 幹に直径約1～2ミリメートルの穴が多数空いている。
• 梅雨空け直後から晩夏に急に枯れる。
• 葉が赤褐色や茶色に変色し、落葉しない。

現在、「石井緑地公園」と「緑の散歩道権平山」の2箇所で、カシノナガキクイムシが原因とされるナラ枯れ被害が確認されており、既に枯れている樹木については伐採するとともに、樹木内部の病害虫が他の樹木へ飛散しないよう、薬剤処理を施した上、ビニール等で被覆を行っています。
また、被害を受けているものの枯れていない樹木につきましても、同様の処理方法により対応しています。
今後については、引き続き埼玉県等の指導を受けながら、注意深く推移を見守り、周囲のナラ枯れの状況を確認しながら、樹木に被覆しているビニール等を撤去していく予定です。

• 被害木は、枯死や倒木等に至る危険がありますので、ご注意ください。
• 自己所有の樹木にナラ枯れの被害があった場合、処理については、所有者の責任で行っていただく必要があります。しかし、伐採等の処理は個人では難しいと思われますので、その場合は、専門の造園業者等に相談することをおすすめします。
• 予防、駆除については、状況に応じた措置を専門機関に問い合わせる必要があります。
• 詳しくは下記のリンクをご参照ください。

「ナラ枯れ被害対策について（外部サイト）」(林野庁ホームページ)
「ナラ枯れの被害からまもるために（外部サイト）」(埼玉県ホームページ)