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フレイル予防で健康長寿

最終更新日:2020年12月11日

健康長寿に重要な鍵は、フレイル対策

フレイルとは

フレイルって何??

フレイルとは、年をとって心身の活力(筋力、認知機能、社会とのつながりなど)が低下した状態のことを「フレイル」と言います。
多くの人が健康な状態からこのフレイルの段階を経て、要介護状態に陥ると考えられています。
フレイルの兆候を早期に発見し、日常生活を見直すなどの正しい対処を行えば、フレイルの進行を抑制したり、健康な状態に戻すことができます。
*フレイルは「虚弱」を意味する英語「frailty」を語源として作られた言葉です。

フレイル

出典:フレイル予防ハンドブック(東京大学高齢社会総合研究機構 飯島勝矢 監修)


フレイル状態に至るとどうなるか?

フレイルに状態になると、死亡率の上昇や身体能力の低下が起きます。また、何らかの病気にかかりやすくなったり、入院するなど、ストレスにも弱い状態になっています。フレイルの状態になっていると、風邪をこじらせて肺炎を発症したり、怠さのために転倒をして打撲や骨折をする可能性があります。また、転倒や病気による入院をきっかけにフレイルから寝たきりなってしまうことがあります。
フレイルの状態に、ご自身・家族をはじめとする周囲の人が早く気が付き対応をすることができれば、フレイルの状態から健康な状態へ改善をしたり、要介護状態に至る危険性を減らせる可能性があります。

フレイルを予防するためには

東京大学高齢社会総合研究機構の研究により、フレイル予防をするための3つのポイントが見えてきました。
それが、「栄養(食・口腔機能)」「運動」「社会参加」です。この3つのポイントをおさえて予防に取り組むことが非常に大切です。

フレイル予防3つの柱

出典:フレイル予防ハンドブック(東京大学高齢社会総合研究機構 飯島勝矢 監修)


これら3つは相互に影響し合い、特に社会参加の機会(社会とのつながり)が低下をするとフレイルの最初の入り口になりやすいことがわかってきました。

フレイルドミノ

出典:フレイル予防ハンドブック(東京大学高齢社会総合研究機構 飯島勝矢 監修)

フレイル予防はさらに気づきが大切

フレイルは病気ではありません。フレイルの状態でも、早めに気づいて予防すれば元気に暮らせる時間を延ばすことができます。
少しでも気になった方は、フレイルチェックをしてみましょう。
フレイルチェックを行うことで、現在のご自身の体の状態が確認でき、日常の生活についても振り返ることにつながります。
新規ウインドウで開きます。フレイルチェックについてはこちら

お問い合わせ

健康増進センター 介護予防係

〒354-0021 埼玉県富士見市大字鶴馬3351番地の2

電話番号:049-252-3771

FAX:049-255-3321

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