難波田城公園でテレビ番組を撮影
最終更新日:2019年1月25日
平成23年5月2日に、難波田城公園でテレビのロケ撮影がありました。
その様子と放映予定をお知らせします
- 放映日時
2011年6月6日(月曜日) 午後7時~7時55分 TBS系歴史バラエティー「今夜はヒストリー」
- 撮影内容
歴史上の大事件が起こったときにテレビがあったらどう伝えられたか? という番組です。
撮影に来た回は、鎌倉時代初期に幕府と朝廷が戦った承久(じょうきゅう)の乱がテーマです。
旧金子家を幕府の中心の北条政子邸、旧大澤家を朝廷の中心の後鳥羽上皇の院に見立て、そのほか園内各所で撮影しました。
- 承久の乱と難波田氏
撮影のテーマになった承久の乱(1221年)と、難波田城を残した難波田氏には深いゆかりがあります。
入間地域を本拠とする武士団の村山党(金子一族)は、承久の乱で幕府側に属して戦いました。この内乱で最大の激戦となった宇治川橋の合戦では、金子小太郎高範(かねここたろうたかのり)が討ち死にします。この高範は、難波田氏の系図で難波田氏の始祖とされる人物です。しかし、同時代の資料では「難波田高範」と呼ばれていません。そこで、高範の命懸けの戦功に対する恩賞として、遺族へ難波田の地(現在の上南畑・下南畑)があたえられたことが難波田氏の始まりと考えられています。
承久の乱が無ければ難波田氏も難波田城もなかったかもしれません。ここで撮影するのにぴったりのテーマですね。
ロケのご相談はフィルムコミッション・富士見へ