第37期富士見市民大学が開講しました
最終更新日:2019年1月25日
学びとともに人とのつながりを
6月7日(土曜日)、第37期富士見市民大学の開講式が開催されました。
第37期の受講生は約200名となり、昨年より多くの方が受講されるそうです。みなさんの熱心な学習意欲がうかがえます。
小山代表理事は学ぶことを楽しみ、学ぶことで人と人を結びあい、補い合って生きていくことの大切さ。また、いつも、いつでも、いつまでも学ぶことが大切であるということを受講生のみなさんにお話しされていました。
狐塚事務局長より、第37期の講座内容について説明がありました。
文章講座、歴史講座、市民サロン塾、時代に即した介護保険等の講座など多様な講座が開催されます。市制施行40周年を記念して実施した「郷土富士見検定」は、第3回目を開催することが決定しました。
また、今期初めて受講生合同の日帰りバスツアーが開催されます。他の講座を受講する方と知り合う機会がないという声があったため企画したそうです。募集人数は80名でしたが、現在すでにキャンセル待ちが出ているとのこと。当日が待ち遠しいですね。
「学ぶ力が生きる力」となるような講座を開催するとともに、「大学」=「大いに楽しむ」場所である富士見市民大学。受講生や関わる方が知識吸収・新発見する場所、交流の場所、笑顔あふれる場所にしていくとのことでした。
公開講演会『今こそ原因づくり』
開講式終了後は、富士見市教育委員会委員の齋藤久也氏を講師にお招きし、講演会が開催されました。
『人は人によって磨かれてくる』
『今現在は過去の選択の結果であり、未来は今現在の選択の結果である』
という言葉がとても印象に残りました。
今回、齋藤委員が講師としてお話しくださったのも過去の選択の結果であり、受講生が齋藤委員のお話を聞くことができたのも、過去に市民大学を受講することを選択した結果であるとのこと。現在の一つひとつの選択が、自分の未来を作っていくため、その時その時を楽しみながら大切に過ごしていくことが必要だということを改めて実感しました。
また、齋藤委員は、「感動したことがない」という子どもがとても多いことから、子どもたちに一番の感動を体験させようと、30数名の子どもと一緒に日本一の富士山に登り、ご来光を見たとのことでした。その時の子どもの目!とてもキラキラしていて、そういう目の輝きを見たかった!と齋藤委員はお話しされていました。
今回の講演は、小山代表理事が齋藤委員のある話を聞き、「そういう話をする人は聞いたことがない。ぜひ講師をお願いしたい」ということで実現したそうです。
その話とは、『風土』という言葉についてだったそうですが、「代々この土地に住んでいる人は『土の人』、他の地から移り住んできた方は『風の人』、その両方の人で環境『風土』が作られるんですよ」という齋藤委員の言葉だったそうです。
このように、講演の中でも印象に残る言葉がたくさんあり、受講生のみなさんも齋藤委員のお話に始終引き付けられていました。
受講生交流会
開講式・公開講演会の後は、受講生交流会がありました。
受講生は、初めて受講する方、第2期からずっと受講している方などさまざまですが、とても和やかな雰囲気の中、瀬戸理事の進行のもと、自己紹介を行い、交流を深めていました。
お問い合わせ
協働推進課 自治・防犯グループ
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