更年期障害
最終更新日:2023年3月24日
更年期障害とは
40歳代以降の男女の性ホルモン分泌量の低下が原因となる自立神経失調症に似た症候群です。
男女ともに40歳を過ぎたころからみられる、様々な体調の不良や情緒不安定などの症状をまとめて更年期症状といいます。
女性の更年期障害
女性ホルモンのバランスの乱れが心身にさまざまに影響を表してくる時期です。
更年期障害を起こしやすい時期は、働き盛りの時期であったり、子供の独立などさまざまなライフイベントが生じやすい時期でもあ
ります。そういった時期に加え、体も急激に変化しやすくなります。
更年期障害は、女性の場合は閉経期前後の10年間に卵巣ホルモンであるエストロゲンが急激に減少をすることによって症状が現れます。
更年期障害による症状
- 動悸、息切れ
- めまい
- 耳鳴り
- のぼせ・ほてり
- 手足や腰の冷え
- イライラ など
更年期障害への対策
ホルモン補充療法(HRT)や漢方療法をはじめ、うつや不安などの精神症状が主たる場合などは抗うつ・抗不安薬などによる治療法があります。カウンセラーによるカウンセリングを受けることも効果的と言われています。
一般的な対処方法としては、
- 有酸素運動する
- ストレスをこまめに発散する
- バランスの良い食事をとる
- 体を温める
- サプリをとる などがあげられます
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男性の更年期障害
男性の場合、男性ホルモン(テストステロン)は一般的に中年以降、加齢とともに穏やかに減少をします。減少の速さや度合いや時期についても個人差が大きいといわれています、40歳代ごろの年代でも、起こる可能性があります。
更年期障害による症状
- 関節痛、筋肉痛
- 疲れやすい、ほてり
- 頻尿
- イライラ
- 不安、パニック
- うつ
- 集中力・記憶力の低下
- ED(勃起不全) など
男性更年期障害への対策
職場などのストレスチエックや睡眠、運動や食事の習慣で症状は改善することもあります。治療としては、漢方薬やED治療薬、抗うつやくなどが場合により処方されることもあります。
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