【東大久保地区】 水耕栽培を取り入れたトマト農家
最終更新日:2019年1月25日
水耕栽培とは…?
水耕栽培とは、土を使わないで、植物の根を水に浸すような装置で栽培する方法です。植物に必要な栄養分(培養液)は水に溶かして与えます。
土を使わないので、
1. 害虫や病気のもとになるバイ菌や雑菌を防ぎやすい
2. 建物の中でできるので温度や湿度が自由になる
3. 汚れがなく清潔
4. 農薬の使用量が少なくてすむ
などのメリットがあります。
左の写真は、水耕栽培の棚田です。根元には新鮮な井戸水と栄養分が循環していて、徹底した水温管理と養分管理のもと、根が養分を吸い上げてグングンと成長します。
トマトの種類
このハウスでは2種類のトマトが栽培されています。
小ぶりで可愛らしい実をつける品種の『アイコ』と、標準的なトマトの『麗夏』(れいか)です。
アイコ
麗夏
収穫期
トマト(露地物)は夏野菜として知られていますが、こちらの農園では8月に作付けして11月頃に収穫期を迎えます。
ハウス栽培では、露地物が出回らない季節に、新鮮なトマトを安定した価格で提供することができます。
直売・出荷
「生産者と消費者が近いところで接することが大事」との考えから、市内数箇所で直売を中心に販売しています。
- 市内には新井トマトファームの他にも、トマトを生産・販売している農家があります。
農家名 | 所在地 | 連絡先 | ひと言PR |
---|---|---|---|
新井トマトファーム | 東大久保2233 | 049-251-9567 | マイナスイオン水を使用した水耕栽培です。 |
吉原農園 | 南畑新田13 | 049-251-1033 | 有機質肥料を使用し、減農薬栽培しています。 |
砂川農園 | 下南畑3582 | 049-251-0118 | 美味しいと言われる野菜づくりにつとめています。 |
小嶋農園 | 下南畑807 | 049-251-8962 | 採りたての完熟トマトです。 |
取材協力
作業中の大変お忙しいところ、取材に協力していただき、ありがとうございました。
【園主さんより】左写真は奥様です
「トマトの育成は、子どもを育てるのと同じで、手をかけた分だけ返ってきてくれる。」「水にこだわり、トマトを丹精込めて育てる。トマトに対する愛情は私のほうが(主人より)上。」と、こっそりおっしゃっていました。
新井トマトファームへのアクセス
新井トマトファーム
富士見市東大久保2034 電話049-251-9567
お問い合わせ
農業振興課 農政グループ
〒354-8511 埼玉県富士見市大字鶴馬1800番地の1 市庁舎2階
電話番号:049-257-6987
FAX:049-251-3824