平成24年度第1回『下總皖一音楽賞』を受賞しました
最終更新日:2019年1月25日
国内外で活躍する埼玉ゆかりの音楽家を表彰する『下總 皖一(しもおさ かんいち)音楽賞』を、富士見市在住の指揮者・音楽教育家、北原幸男さんが受賞しました。
受賞理由
国際コンクール入賞後、ヨーロッパを中心に国際舞台で活躍。
国内では、主要オーケストラの客演・オペラの公演などで高い評価を得ている。
現在は、皇室行事で音楽の指揮を務めるとともに、音楽大学教授として後進の指導にあたるなど、真摯に多彩な活動を繰り広げる一方、埼玉県富士見市で文化芸術アドバイザーとして地域文化の活性化にも精力的に取り組んでいる。
右の写真は、埼玉県知事公館での表彰式のようす(写真左が北原さん、右は上田知事)平成25年2月18日撮影
プロフィール
北原 幸男(きたはら ゆきお)さん
【指揮者・富士見市在住】
- プラハの春国際コンクール第3位(1985年)
- インスブルック・チロル歌劇場専任指揮者、ドイツ・アーヘン市立歌劇場音楽総監督を歴任
- 世界各地の40以上のオペラハウス、オーケストラで客演
- 現職は宮内庁式部職楽部指揮者、武蔵野音楽大学教授、日本合唱協会首席指揮者、富士見市文化芸術アドバイザー
下總皖一とは…?
加須市出身の偉人。
全国に知られた「たなばたさま」「花火」「野菊」などの童謡・唱歌をはじめ、日本各地の校歌、また合唱曲、器楽曲、協奏曲、邦楽曲など多岐にわたって作曲を行い、その数は2,000曲とも3,000曲ともいわれている。
「和声学」「作曲法」などの著作で音楽理論を確立。東京芸術大学で音楽部長を務め、数多くの俊英を育てるなど、作曲家・音楽理論家・音楽教育家として日本近代音楽の基礎をつくった。
- 下總皖一音楽賞
- 下總翁の没後50年を記念して今年度から創設されたもので、音楽団体や有識者から推薦された候補9人の中から、外部選考の末、決定した。
市長に受賞報告
埼玉県知事公館での表彰式終了後、市役所に夫妻でお立ち寄りいただき、星野市長が受賞報告を受けました。
星野市長は、市の文化芸術アドバイザーとして日頃のご指導に謝意を伝えるとともに、今後ますますのご活躍を期待していますと述べました。
お問い合わせ
文化・スポーツ振興課 文化芸術・国際交流グループ
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