水子貝塚公園
最終更新日:2021年4月1日
水子貝塚は、縄文時代前期(約5500~6000年前)を代表する貝塚として、昭和44年、国の史跡に指定されました。その後、遺跡の保存と活用のため整備が行われ、平成6年、『縄文ふれあい広場 水子貝塚公園』として開園しました。
公園に隣接した場所には、市内の遺跡から出土した考古資料を中心に展示している『水子貝塚資料館』があります。
施設概要
公園施設全景
水子貝塚公園は、この場所で発見された縄文時代の貝塚・ムラを保存するために整備されました。敷地面積は約4万平方メートルで、当時のムラ全体がこの敷地内に含まれています。中央には芝生の広場が広がり、その周りを園路(全長582メートル)が巡り、その外側に縄文の森が復元されています。
(注記)写真は上部が南で、下部が北です。
竪穴住居
園内には5棟の竪穴住居と2棟の竪穴住居の骨組みが復元されています。このうち竪穴住居1棟には、当時の居住生活の様子が、縄文人の家族とともに、再現されています。
竪穴住居
竪穴住居内部
展示館
水子貝塚から発見された人骨や犬の骨、当時の人が使っていた土器や石器、出土した貝・獣骨・木の実などの展示や、発掘調査時の住居跡を複製・再現して、貝塚や当時の人々の暮らしぶりがわかるように紹介しています。また150インチのスクリーンでは、映像を通して水子貝塚のあらましなどを説明しています。
展示館内部
資料館
市内の各遺跡から出土した考古資料が展示されています。この中には、約3万年前の旧石器時代の石器群や、県指定文化財の羽沢遺跡出土縄文土器(愛称「ムササビ形土器」)、古墳時代初頭の鉄剣やガラス玉など、数多くの資料を通して富士見市の原始・古代について解説しています。
そのほか、企画展示やさまざまな体験学習・各種講座を開催しています。
資料館内
縄文服
公園内風景
中央には芝生の広場が広がり、その周りを遊歩道(全長582メートル)が巡り、その外側に縄文の森が復元されています。
遊歩道は、ウォーキングを楽しむ多くの市民に利用されています。
園内中央の芝生広場
遊歩道(全長582メートル)
交通案内および周辺地図
≪所在地≫
〒354-0011
埼玉県富士見市大字水子2003-1
水子貝塚資料館
電話:049-251-9686
徒歩:東武東上線みずほ台駅から徒歩約15~20分(1.2キロメートル)
バス:
(1)みずほ台駅東口から(約5分)【市内循環バス】富士見市役所行き、「水子貝塚公園」下車
(2)東武東上線志木駅東口から(約15分)【東武バス】「下南畑」または「富士見高校」行き、「貝塚公園入口」下車徒歩2分
水子貝塚資料館
〒354-0011 埼玉県富士見市大字水子2003-1 049-251-9686
フィルム・コミッション富士見に関するお問い合わせ
〒354-8511
埼玉県富士見市大字鶴馬1800-1
富士見市役所 シティプロモーション課
電話:049-251-2711 (内線275、276)
施設に関するお問い合わせ
〒354-0011
埼玉県富士見市大字水子2003-1
水子貝塚資料館 電話:049‐251‐9686
お問い合わせ
シティプロモーション課
〒354-8511 埼玉県富士見市大字鶴馬1800番地の1 市庁舎2階
電話番号:049-256-7894
FAX:049-254-2000