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庚申塔

庚申塔とは

 60日に一度巡ってくる庚申の日に、その夜を眠らずに過ごして健康長寿を願う庚申待(こうしんまち)という信仰があり、その供養をしるして造立された石造物をさします。庚申待は、人の体内にあって人を短命にする三尸(さんし)を取り除いて長寿を願うものであり、中国古来の道教による信仰となります。庚申塔正面には「庚申」や「猿田彦大神(さるたひこだいじん)」と文字を刻む文字塔のほか、青面金剛像(しょうめんこんごうぞう)が造形された像塔があります。