ワタ(綿)の種とアイ(藍)の種の配布について
最終更新日:2024年4月24日
ワタの種
アイの種
難波田城資料館では、毎年、ワタ(綿)とアイ(藍)を育て、体験学習に活用しています。その際にとれた種を、育て方の説明とともに3月から5月ごろにご希望の方に差し上げています。令和6年のワタとアイの種の配布は3月14日(木曜日)より開始し、郵送受付は4月24日に終了しました。
窓口では引き続き配布を行っています。
ワタ(綿)
ワタはアオイ科の植物です。資料館友の会木綿部会が、活動の一環として育てています。綿を収穫し、糸をつむぎ、その糸で布を織りあげています。
ワタの花
ワタの実
綿花
4月下旬から5月中旬に種をまきます。種をまいて3~4か月で花が咲きます。そして実ができ、秋になると実がはじけて、綿花になります。綿花を摘み、綿と種を分ける作業を「わたくり」といいます。わたくりをした後、綿打ち(繊維をほぐす作業)をし、糸をつむぐと木綿糸ができます。その糸を「はたおり」すると布ができます。
資料館では、わたくりの体験をはじめ、はたおり体験、糸つむぎ体験等を実施しています。
アイ(藍)
アイは、タデ科の1年草です。藍染めに使われます。毎年夏に行う「藍の生葉染め」に使うために育てています。
アイの苗
葉の茂ったアイ
3月~4月に種をまき、苗を育てると夏に葉が収穫できます。
その葉で、絹などが染まる生葉染め、木綿なども染まる乾燥葉染めをすることができます。
藍の生葉染め
藍の乾燥葉染め
配布方法
難波田城資料館窓口でお配りします。なくなり次第終了します。
アイの種・ワタの種はともに3月14日(火曜日)から配布を開始し、郵送での受付は4月24日で配布を終了しました。
窓口では引き続き配布しています。
(注記)以下は、申し込みいただいた方が参照するために掲載しておきます。新規の受付はいたしません。
遠方の方には郵送しますが、投函の前に、必ず電話で残りの有無をお問い合わせください(電話連絡が困難な場合は他の手段でも結構ですが、当館が読んだ時点が問い合わせ日時となります。その間に無くなる場合もありますので、ご承知おきください。下のフォームからお問い合わせの場合は、タイトルを「ワタ(綿)・アイ(藍)の種の配布について」としてください)
お問い合わせ後、封筒の宛名に「難波田城資料館アイの種配布担当」と書いた封筒に、表に送付先を書いた94円分の切手を貼った封筒を同封して、資料館に送付してください。
封筒は確実に返送できるように送付用・返送用ともに長型3号をお使いください。
なお、お申込みから到着まで10日ほどかかる場合もございますのでご承知おきください。
育て方の説明は下記からPDF形式でダウンロードもできます。