富士見市資料館友の会作品展2017
最終更新日:2019年1月25日
展示会場
資料館友の会は35年目を迎えました
昭和58年(1983)3月、南畑公民館の隣にあった市立考古館を拠点とする「考古館友の会」が発足しました。平成12年(2000)に富士見市立考古館が、水子貝塚資料館と難波田城資料館の2つの資料館となってからは「富士見市資料館友の会」と改名し、活動を続けてきました。
友の会は、考古館主催事業の参加者が自主的なグループ活動を続ける中から生み出されました。当初は「土器づくり部会」と「拓本部会」の2部会でしたが、その後、「木綿部会」「竹かご部会」「ふるさと探訪部会」が加わり、現在5部会が、両資料館を拠点に活動しています。
各部会の活動成果の発表の場として作品展を開催してきました。今回は9年ぶりの開催となります。
チラシへのリンク(PDF:274KB)
開催概要
- 日時・会場
- 平成29年9月9日(土曜日)から10月1日(日曜日)まで
難波田城資料館 特別展示室
- 観覧料
- 無料
- おもな展示資料
- 園内で育てた綿花から作った木綿糸や織物、実物の縄文土器を手本とした手作りの土器、各地の石造物などの拓本、市内を歩いて作成した探訪コースの紹介、市内の職人の技を受け継いだ手作りの竹かご、など。
木綿部会の作品です。園内の畑でワタを育て、綿花を摘み、綿くりをし、糸車でつむぎ、木綿糸にしました。それを藍などで染色し、機織りをしました。
土器づくり部会の作品です。天然の粘土を採集し、砂を混ぜてこね、出土品をモデルに成形・施文し、乾燥して焼成しました。煮炊きにも使えます。
拓本部会の作品です。市内はもとより、各地の石碑の拓本をとっています。市内の石造物の調査成果は、多くの冊子にまとめられています。
ふるさと探訪部会の作品です。これまで28回実施した「ふるさと探訪」のコース紹介のほか、市内の指定文化財を、地図を使って紹介しています。
竹かご部会の作品です。竹林から真竹を切り出し、ナタで割り、薄く裂いて竹ひごを作り、編みました。職人の技を引き継ぎながら工夫も加えています。