開館20周年作品展
最終更新日:2020年11月21日
ごあいさつ
富士見市立資料館では、前身の考古館時代から「友の会」が活発な活動を行い、難波田
城公園オープン後も、体験学習事業の展開から、いくつもの団体が誕生しました。
園内の古民家では、各団体が日替わりで、伝統的生活文化の学習活動を展開しています。
公開された場での活動は、古民家を生きいきした存在とし、来園者との交流も生まれて
います。当館を拠点とする団体は、市内の文化財の調査と普及にもつとめ、また、
市内に伝えられた伝統工芸の保存・継承にも取り組んでいます。
この作品展は、それらの活動を紹介するために企画しました。地域に開かれた学習活
動がますます盛んとなり、難波田城公園・資料館が「ふるさと富士見」を学ぶ場として、
今後、さらに発展することを祈念いたします。
開催概要
- 日時
- 前期と後期に分かれます。
- 前期 令和2年10月10日(土曜日)から11月15日(日曜日)まで
- 後期 令和2年11月21日(土曜日)から3年1月11日(祝日)まで
- 会場
- 難波田城資料館 特別展示室
- おもな展示内容
- 前期(資料館友の会)
- 拓本(拓本部会)、手製の糸と布(木綿部会)、竹かご(竹かご部会)、市内歴史散歩(ふるさと探訪部会)
- 後期(その他の団体)
- 裂き織り布(手織りの会)、手芸品(美楽の会)、扇だこ(扇だこ保存会)、植物素材の工芸品(難波田城いきものがかり)、座敷ぼうき(ほうき作り伝承会)
- 観覧料
- 無料
後期の展示(開催中)
会場の全景です
ふじみ手織りの会の作品です。細く裂いた古布を横糸として使う、裂き織り布を織っています
美楽(みらく)の会の作品です。古布をリサイクルして布ぞうりやバッグなど様々な作品を作っています
富士見市扇だこ保存会の作品です。地域固有の伝統工芸を継承しています
ほうき作り伝承会の作品です。富士見市周辺で盛んだった伝統工芸の技を継承する活動をしています
難波田城いきものがかりの作品です。園内の花壇の整備や畑作の支援などの多様な活動の紹介と、自然素材で作ったグッズの展示です
前期の展示
会場の全景です
木綿部会の作品です。手織りの布やそれから仕立てた衣服です。
原料の綿花、草木染めにした糸なども展示しています。
拓本部会の作品です。国内各地で採拓した童謡碑の拓本や、成果をまとめた冊子などです。
拓本に使う道具や和紙も展示しています。
竹かご部会の作品です。
竹ひごから作ったアクセサリーも展示しています。
ふるさと探訪部会のコーナーです。これまで巡ったコースや市内の見どころを紹介しています。
市内の主な沢や坂を紹介しています。
難波田城公園・資料館のあゆみやイメージキャラクター「なんばった」を紹介するコーナーもあります。