難波田城マイ・ミュージアム「横田綾子日本画展 -Opalescence-」を開催中
最終更新日:2019年1月25日
市内新進画家の展示
横田綾子(よこたりょうこ)さんは、市内鶴馬にお住いの新進の日本画家です。
また、紙芝居「なんばたじょうとごりんづか」の作画を手掛けてくださるなど、当館とご縁が深いかたでもあります。
昨年に引き続き作品を展示してくださることになりました。
作者のことば(抜粋)
「私は富士見市で生まれ育ち、現在も富士見市内で平面作品を中心に制作活動をしております。主に風景画を描いておりますが、私の記憶や印象に基づいた形や色彩で画面を構成し、私自身が今まで感じてきた風景を作品を通してお伝えできればと思っております。白の絵具を多用するのは、その風景が“記憶”という曖昧なものであることを表すためです。私のもう一つのモチーフとして鉱物がありますが、曖昧な記憶の風景でも、その鉱物のように、永久に色あせることなく美しいまま心の中に残り続けて欲しいと、どこかで願っています」
開催概要
- 会期・会場
- 平成30年8月18日(土曜日)から9月17日(祝日)まで
難波田城資料館 特別展示室
午前9時から午後5時(最終日は正午まで)
- 展示資料
- 日本画作品9点(14枚)、日本画画材見本
- 観覧料
- 無料
- 作家在館日
- 土曜日 午後1時~5時
日曜日 午前11時~午後5時
主な展示作品
「Paysage -世界-」。2018年制作。3枚一組の大型の作品です。幼いころから見てきた地元の風景をモチーフとしています。
「Paysage -深い記憶はさりげないところに-」。2018年制作。4枚一組の作品です。地元の風景をモチーフとし、右側は昼間、左側は夕方から夜をイメージしています。
「Paysage -ばいばいばらーど-」。2017年制作。同年9月の閉店が決まったダイエー三芳店への思い出が絵となりました。
「結晶 -Mid Night-」。2007年制作。初期の作品です。
「川底の細長い何か」。2008年第一回創造都市はままつ絵画公募展準大賞受賞作。高さ162センチの大作で、とても奥行きを感じます。県内では初公開。
日本画に用いる画材も展示しています。また、日本画とは何かについての解説パネルもあります。
マイミュージアムについて
難波田城資料館の特別展示室は、市内在住・在勤の個人や団体に無料で1か月までお貸ししています。
このような展示を「難波田城マイミュージアム」と呼んでいます。
くわしくは資料館にお問合せください