平成25年秋季企画展「郷土かるたの富士見」開催中
最終更新日:2019年1月25日
りきみたる 顔まっかっか 力石(ちからいし)
てらの門 かねつきどうや 大応寺 ゴーン
えきまえに 立てば都の 風がふく
昭和47年(1972)秋、ふじみ版画の会により『富士見文化財かるた』が制作されました。このカルタは全国の郷土かるたブームの先駆けとなり、市民主体の文化運動としても注目をあびました。この展示では、次のような資料を、その歴史的背景の説明とともに展示しています。
また、このカルタとともに市内の様子を紹介した当時のテレビ番組も会場で上映しています(彩の国ビジュアルプラザ提供)
- 会期・会場
- 2013年10月19日(土曜日)~2014年1月13日(祝日) 資料館特別展示室
- 見学料
- 無料
- 関連イベント
- 企画展解説講座
解説パネルに収まりきらなかったイロハカルタの歴史を解説します。「いろは歌の誕生」から「郷土かるたブーム」まで。
とき/11月16日(土曜日)の午後1時30分~3時
会場/難波田城資料館講座室
講師/早坂廣人(難波田城資料館学芸員)
定員/30人
参加費/無料
申込み/随時受付 - 主な展示資料
- ・『富士見文化財かるた』の実物(手刷り版)
・『富士見文化財かるた』で取り上げられた文化財の現在の姿
・カルタの製作に使われた版画の各種技法のための道具や、市内で盛んだった版画文化の作品
・市内で制作された各種のカルタ
・郷土かるたの歴史上重要なかるたや、近隣地域の郷土かるた - 展示解説資料
- 展示解説資料を作成しました。PDF形式でダウンロードできます。
解説資料(1)「郷土かるたの富士見」(PDF:16,433KB)
「富士見文化財かるた」を中心に、市内の創作カルタの製作経緯や特徴、全国の郷土かるたとの比較など。カラー34ページ
解説資料(2)「富士見文化財かるたの文化財の現状」(PDF:15,809KB)
「富士見文化財かるた」に取り上げられた市内45か所の文化財の現状を写真と文章で解説。カラー14ページ
展示状況
『富士見文化財かるた』は絵札45枚を字札と対にして展示
45件の文化財を、現況写真と最新の知見によって解説
「立体版画」や「フェルト版画」の道具を展示
市民が作成した版画絵本『作べえさん』
文化財を題材にした共同版画、『水子貝塚』と『けものの貌をもつ土器』
市民が作った『健康かるた』と『針小郷土かるた』
市民が作った『平和かるた』と『福祉かるた』
各地の郷土かるた。古い順に上毛(群馬県)、伊丹(兵庫県)、鹿島(茨城県)、府中(東京都)、川越、所沢、狭山、入間、坂戸、埼玉、新座、志木
1973年『こんにちは埼玉』
1975年『埼玉だより』
同左