56 貝塚山(かいづかやま)遺跡
最終更新日:2019年1月25日
時代写真:旧石器・縄文(草創・早・前・中・後)・古墳(後)・平安
種別:礫群等・貝塚・集落跡・円墳
所在地:埼玉県富士見市山室2丁目、渡戸1丁目
占地:舌状台地先端部。南は小支谷(羽沢)、北は砂川に面する
面積:約19000平方メートル
調査地点数:5地点
調査面積:15110平方メートル
主な遺構・出土品:旧石器や縄文草創期の石器がまとまって発見されている。縄文早期では炉穴が市内最多の数百基発見されている。前期や中・後期の集落跡も発見されている。また、かつては古墳が存在し、そこから発見された直刀が国立東京博物館に保管されている。
発見の経緯:1907年(明治40年)帝国大学有志が遺跡と確認。1961年(昭和36年)に包蔵地として登録。以後、変更増補を重ねて現在に至る
地目:畑・宅地
現状:ほぼ壊滅。わずかな残存部は良好
周辺の開発状況:宅地化が進行しつつある
文献:東京人類学雑誌254,富士見市文化財報告47,富士見市遺跡調査会調査報告24・25,富士見市史研究1,富士見市遺跡調査会研究紀要3
備考:別称:渡戸貝塚、鶴瀬貝塚
写真:かつて存在した古墳
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