55 難波田氏館跡(なんばたしやかたあと)
最終更新日:2019年1月25日
時代:弥生(後)・古墳(前)・鎌倉・南北朝・室町・戦国・江戸
種別:城館跡・寺院跡・集落跡
所在地:埼玉県富士見市大字下南畑 字馬場・蓮田・天神前・深町
占地:荒川低地の自然堤防上。南側は後背湿地にかかる
面積:約109000平方メートル
調査地点数:22地点
調査面積:7568平方メートル
主な遺構・出土品:鎌倉?~戦国時代の城跡であり、堀や郭、橋脚などが発見されている。江戸時代には修験道の寺院として利用された。弥生時代後期~古墳時代前期の溝跡なども発見されている。
発見の経緯:江戸時代から城館跡として知られてきた。1928(S3)県指定史跡となる(そのご「旧跡」に変更)。以後、変更増補を重ねて現在に至る
地目:山林・畑・水田・宅地
現状:一部を史跡公園として整備、一部開発済、その他は良好
周辺の開発状況:農業振興地域であり、開発は少ない
文献:新編武蔵風土記稿,埼玉の城館址,富士見市文化財報告35・38・40・41・42・47
備考:中心部分約4割が県指定旧跡。別称:難波田城跡、南畑城跡。十玉院跡
写真:堀跡から発見された橋脚
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