29 殿山(とのやま)遺跡
最終更新日:2019年1月25日
時代:縄文(草創・早・前・中)・奈良・平安・戦国
種別:貝塚・集落跡・横穴・城館跡
所在地:埼玉県富士見市諏訪2丁目
占地:舌状台地。北は小支谷、南は江川低地に面する
面積:約42000平方メートル
調査地点数:4地点
調査面積:25616平方メートル
主な遺構・出土品:縄文前期の貝塚をともなう集落跡、奈良~平安時代の横穴墓をともなう集落跡、戦国時代の城跡などが重なっている。縄文草創期の石器や中期の埋設土器も発見されている。
発見の経緯:江戸時代から城館跡として知られてきた。1938年~1939年(昭和13年~14年)伊丹信太朗が貝塚を発見。1960年(昭和35年)ほぼ全体を発掘調査。1961年(昭和36年)に包蔵地として登録。以後、変更増補を重ねて現在に至る
地目:山林・畑・宅地
現状:大部分は中学校となり、その他は良好
周辺の開発状況:宅地化が進行しつつある
文献:新編武蔵風土記稿,「殿山」,富士見市史通史編上巻
備考:別称:宿貝塚、鶴馬城跡、宮崎館跡
写真:奈良時代の横穴墓
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