49 栗谷ツ(くりやつ)遺跡
最終更新日:2019年1月25日
時代:旧石器・縄文(草創・早・中・後)・弥生(後)・平安・中近世(時代不明)
種別:礫群等・集落跡・窯跡
所在地:埼玉県富士見市西みずほ台2丁目、大字水子 字栗谷ツ・西原・北別所、針ヶ谷1丁目
占地:台地基部の平坦面。南に湧水に発する小支谷
面積:約85000平方メートル
調査地点数:34地点
調査面積:17965平方メートル
主な遺構・出土品:縄文時代では草創期末(または早期前葉)の集落跡が発見された。この地域では最古の竪穴住居跡である。平安時代では集落跡の他に11世紀頃の窯跡が発見されている。この他、旧石器時代の文化層、縄文時代中期後半および弥生時代後期の集落跡などが発見されている。また中世の火葬墓を含む遺構群も発見されている。
発見の経緯:1971年(昭和46年)の分布調査による。以後、変更増補を重ねて現在に至る
地目:畑・宅地
現状:一部開発済、その他は良好
周辺の開発状況:宅地化が進行しつつある
文献:富士見市文化財報告11・13・17・19・21・24・27・34・39・41・47,富士見市遺跡調査会調査報告23・27
備考:別称 西松原、北別所
写真:平安時代の窯跡と出土遺物
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