40 松山(まつやま)遺跡
最終更新日:2019年1月25日
時代:縄文(前)・弥生(後)・古墳(後)・平安・中近世(時代不明)
種別:貝塚・集落跡・墓
所在地:埼玉県富士見市大字水子 字地蔵山、水谷2丁目
占地:舌状台地基部北側の緩斜面。北は桜井谷に面する
面積:約23000平方メートル
調査地点数:6地点
調査面積:5286平方メートル
主な遺構・出土品:縄文時代前期の集落跡(貝塚含む)、弥生時代後期の集落跡、平安時代の住居跡などが発見されている。弥生時代の住居跡からはミニチュア土器がまとまって発見され、なんらかの儀式に用いたものと考えられる。また遺跡内からは平安時代の蔵骨器も発見されている。
発見の経緯:1971年(昭和46年)の分布調査による。以後、変更増補を重ねて現在に至る
地目:畑・宅地
現状:一部開発済、その他は良好
周辺の開発状況:区画整理事業を完了し、宅地化が進行しつつある
文献:富士見市文化財報告17・19・37・47,富士見市遺跡調査会調査報告22,富士見市史資料編2,富士見市遺跡調査会研究紀要6
備考:
写真:平安時代の蔵骨器
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