42 水子貝塚(みずこかいづか)
最終更新日:2019年1月25日
時代:旧石器・縄文(早・前・中・後・晩)・弥生(後)・古墳(後)・平安・中近世(時代不明)
種別:貝塚・集落跡
所在地:埼玉県富士見市大字水子 字寺前
占地:舌状台地中央の平坦面
面積:約39000平方メートル
調査地点数:9地点
調査面積:1335平方メートル
主な遺構・出土品:縄文時代前期中頃を代表する環状集落跡(環状貝塚)。住居跡(貝塚)からは人骨・犬の骨・鮫歯化石製ペンダントなどが発見されている。縄文時代中期・弥生時代後期・古墳時代後期・平安時代の集落跡も発見されているが、これらは氷川前遺跡と一体のものとしてあつかえる。
発見の経緯:1917年(大正6年)安部立郎が発見。1937年(昭和12年)酒詰が貝塚として再発見。1969年(昭和44年)国史跡として範囲確定
地目:畑
現状:史跡公園として全面保存(一部のみ墓地)
周辺の開発状況:宅地化が進行しつつある
文献:「考古学」11-2,富士見町文化財報告1・2,富士見市文化財報告32・46
備考:国指定史跡。別称 大応寺前貝塚
写真:水子貝塚公園
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